名古屋ボストン美術館の魅力

名古屋ボストン美術館は、JR、名古屋鉄道、地下鉄と3つの鉄道の交差する、 愛知の地方から名古屋中心部への中継点として大きい金山駅の南口前に位置し、 全日空ホテルズホテルグランコート名古屋ビル内という好立地にあります。
好立地のわりに大きく混雑することが少ない美術館で、平日は19時まで開館していたり、 美術館好きな人には好都合だったりします。
名前の通り、アメリカのボストン美術館の姉妹館です。
アメリカのボストン美術館は、地元の有志によって設立された民間の美術館で、 所蔵品は50万点以上。日本美術のコレクションも優れていて、 岡倉天心も在職していました。
名古屋ボストン美術館では、基本的には自身で美術品の収集はせず、 ボストン美術館から美術品を借りて展示を行っています。
なので、名古屋ボストン美術館で行われる企画展がそのままアメリカのボストン美術館を 理解する手がかりとなっています。
ただ、名古屋ボストン美術館のスタートから経営、姿勢にいろいろ問題があり、 あっというまに(というか、最初から)赤字経営となり、一時は閉館との報道も流れました。
愛知県や名古屋市から支援を受けたり体制を変更したりして存続が決定しましたが、 正直心配はつきない美術館です。

名古屋ボストン美術館の企画展

アメリカのボストン美術館の姉妹館である名古屋ボストン美術館。
本家がデカいため、企画展も幅が広いです。そのなかでも日本人に好まれる印象派や 浮世絵等の日本美術などが注目を集めています。
過去には、「ボストン美術館 浮世絵名品展」「レンブラント版画展」 「ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑 幻のビゲローコレクション」 「オキーフとその時代」など。
2008年には「クロード・モネの世界」と題して、人気のモネと、印象派や当時モネらに 強く影響を与えた浮世絵などの日本美術もあわせて展示することで 当時の空気をふりかえります。
2009年には開館10周年を記念して「ゴーギャン展」が予定されています。