名古屋市瑞穂区にある名古屋市博物館の説明。地元名古屋のデパート松坂屋の所蔵する小袖を展示する企画展「小袖 江戸のオートクチュール」の感想。
名古屋市瑞穂区にある博物館です。地下鉄だと桜通線「桜山」駅下車徒歩5分くらい。
「歴史」にからめば、なんでも!ってな感じでけっこうおもしろい企画展をやってます。
全国で巡回してくるものも、名古屋市博物館で巡回されること多いかな。
「歴史」とくれば、日本のものだけでなく、世界のものも。
冬に行われた「トルコ・イスタンブール歴史紀行 トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と
時代を彩った女性たち〜」も5万人を越す入場者数。これも面白かったです。
企画展の他に、2F常設展はここ尾張の歴史を紹介。古い歴史のものはほとんどが
レプリカなのがちょっとさみしいですが。
3Fはギャラリーになっていて市民に貸し出しています。
大きくはないけれど、入り口の前の庭園は手入れがしてあってキレイですよ。
いつも悩むのが、名古屋市博物館を見た後。桜山駅周辺は古本屋さんが多いのと、
図書館があるのですが、どちらかといえば、「見た」後なので、カフェ屋さんとか行きたい気分。
なのに、なかなかいいお店がありません。
「月日荘(つきひそう)」というお店が
良さげで気になるのですが、ちょっと遠いんですよね…。
名古屋のデパート、松坂屋所蔵の小袖のコレクション展示が
名古屋市博物館で行われています。
この後、東京サントリー美術館、大阪市立美術館を巡回します。
松坂屋南館での無料展示もなかなかステキだったので、展覧会行ってきました。
4/26〜6/8(前期=4/26〜5/18 後期=5/20〜6/8)
「小袖」とは、そのまま「小さい袖」の意。 展示は江戸時代の上層階級の着物が主です。
袖口が小さければ、広い意味で、生地関係なく「小袖」ということで、豪華な絹はもちろん、
木綿や麻も。生活雑貨もあわせて、江戸の「衣」の部分が広く見られる展覧会でした。
絢爛豪華!とはいえ、モノは江戸時代。300年近く昔のモノなわけで。
ほつれたり、退色したりしている部分はありますが、作り、手の込ませ方が、
やっぱりゴージャス。あと、リメイクのあとがよく観察できます。
サイズを変えたり、形を変えたり。その技術もすごいなーと。
そして、斬新だったり、繊細だったりするデザイン。点数が程よく多いので、
丁寧に見ていくと、技法や柄のタイプ、レイアウトで分析出来てって、
いかに自由でのびやかで粋な「衣」の文化が出来上がっていたかがよーく味わえました。
個人的好みは、ちょっと大きめに配置した柄や冬物に多い、雪を表現した白抜きの繊細さ。
よくぞ保管されていた!というのは、麻の薄手の小袖。
涼しげで素朴な布に、さわやかで繊細な柄がステキ!
あと、「雛形本」も。デザイン画です。これを見て、
仕立てる着物を依頼するための。そのデザイン画と、実際にそれをベースに
仕立てられたのではないかという着物と、 セットでみられるなんてなかなか無い。
松坂屋サン、さすがあきんど、展覧会用売店も充実してて書籍に目移りして仕方なかった…。
巡回で東京もまわる規模のものだったのね、図録もけっこう充実してて、
写真もそこそこキレイだし、目玉の展示物は和室の背景も含めた写真を撮っていたり。
よかったです。
今回の企画展「小袖 江戸のオートクチュール」、前期後期でけっこう入れ替えがあるとは知っていたのですが、もー 図録見てると、後期で見て見たいものがちらほら…。んー 気が向いたらもっかい行きますか。
おまけとして面白かったのが、最後にある「小袖をはおってみよう!」のコーナー。この展覧会用に江戸初期、中期、後期と、数パターンの小袖を作ったそうで。それを羽織らせてもらえます。もちろん「篤姫」ごっこ、やらさせていただきました。羽織って、ちょこっとだけ歩かせてもらえるのですが、んー ターンの裾さばき、むつかしいわぁ。
江戸好き、着物好きにとっては、大変楽しい展覧会でございました。