名古屋市の中心の公園、白川公園内に建てられた名古屋市美術館の優れた建築と魅力、ダリ展など充実した企画展の紹介。
名古屋の中心の公園、白川公園の中にある名古屋市美術館は、全体にコンパクトながらも、
アングルによって全く違う側面を見せてくれるおもしろい建築の美術館です。
建築家、黒川紀章氏によるもので、黒川紀章氏が晩年に作られた国立新美術館同様、
個性の強い建物になっています。
ごちゃごちゃしてるんだけど、白やシルバーで統一感があり、
なにより自然光の入る設計が、館内にいて心地いいです。
主に近代の美術と、地元にリンクするコレクションを行っています。
稲沢市出身の荻須高徳つながりで、1910年頃から活躍するパリに生きた芸術家たちの
エコール・ド・パリのコレクション、瀬戸市出身の北川民次つながりでメキシコの
近代美術など。
公園内の彫刻も魅力的で、イサム・ノグチやアレクサンダー・カルダーなどの作品があります。
企画展は、「生誕100年記念 ダリ展 創造する多面体」、
「巴里憧憬 エコール・ド・パリと日本の画家たち」、「大エルミタージュ美術館展」、
「ニキ・ド・サンファル展」、「レオノール・フィニ展」など、
コレクションからリンクするものをはじめ、全国を巡回するものでも興味深いものが多く、
とくにダリ展やモネなどの印象派関連の人気が高い企画展は、週末は混雑することもしばしば。
名古屋市美術館は2008年に開館20周年を迎え、その記念特別展として
「アメデオ・モディリアーニ展」を開催しています。
名古屋市美術館の目玉コレクションのひとつ「おさげ髪の少女」のはじめ、
日本初公開作品を含む50点の名作がそろいます。
独特の人物画の表現は、もともと、アフリカの民族芸術に影響を受けて
作成していた彫刻による影響があるとされています。
35年という短い生涯は半ば伝説化しており、過去にモディリアーニをモデルに
2度映画化されています。
そのほか、こどものために作られた企画展もあり、夏休みなどに親子で楽しむプログラムも。
同じ白川公園内に科学館もあることから、比較的こどもへ向けた企画は充実しています。