トプカプ宮殿とは

世界遺産であるトルコ、イスタンブールの歴史地域にある
トプカプ宮殿。
15世紀中頃から19世紀中頃まで、オスマン帝国の君主が居住した宮殿です。 現在は博物館として使用されていて、当時の状態というわけではないのですが、 そこまで詳しくない自分にとってはじゅーぶんエキゾチックで魅力的。
ヴェルサイユ宮殿のようなわかりやすい派手さはありませんが、 使われてる素材や宝飾品はとんでもなくゴージャス。
歴史的にも日本と親しみのある国なのですが、やっぱりイスラム教という 日本と真反対な性格の宗教の国の人のことはわかりづらい。
そういうときは、やっぱり「文化」を入り口にするのがいいと思うの。
食べて、寝て、服着て。そういうわかりやすい共通の部分から違いや良さを 理解していくのに、展覧会は便利で、楽しいものです。

「トプカプ宮殿の至宝展」

展覧会「トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と時代を彩った女性たち〜」を見に 名古屋市博物館へ会期終り際になんとか駆け込みました。
ハナシに聞くと、めちゃ混みらしいじゃないですか。 なので午前中に入場。それでもけっこう人いっぱいでした。
多くのお客さんがゴージャスな宝物目当て。
いや、もちろんすごかったですよ。ガラスかと思いきや、水晶をくりぬいていたり、 ごろごろと宝石を埋め込んだ服飾品。
図録表紙にもなってる巨大エメラルドは大きすぎてリアリティがわきません。
そんな中、主に花押や文様やデザインをじっくり見てました。 文書の書かれ方、あと、やっぱりコーランの製本、装飾がおもしろい。 イスラムの世界のデザインは、文様がほんとに深い。 プロダクト側から見ても、その文様で得意な、流線型になってるものはやっぱり美しいなぁ。
でもどちらかといえば、小さいものの方が得意そう。 大きいものになればなるほど、なんか、微妙なゆるさが混じっていく気がする。
それはそれでちょっと愛らしかったりするんだけど。 なんだろう?この作られ方の違いは。水たばこ用の台はとくにそれを感じました。
この「サイズ」のものになってくると造形がゆるくなってくる感じ。
そもそもは「飾り罫」という入り口から入って、なんだかいろいろ見ているうちに 西洋を通り抜けて、ルーツのイスラムにたどり着いて。
昔はトルコのブルーが素敵だなぁと思ってぼんやりあこがれていたけど 思わぬところでつながってった。
いろいろ知ることで、またこんなふうに楽しめるのはいいなぁ。
また、知りたいことが増えました。わくわく。